2006年 09月 05日
ちゃーです。 長文なので覚悟してください。 [事例問題の対応における] 1.タイムマネジメントとは 80分をいっぱいに使って、最大の成果を出すこと。 時間は余ってもいけないし、もちろん足りなくなるのもいけない。 自分が持っているパフォーマンスを最大限発揮することを目的とした、 制限時間80分のPDCA作業である。 僕の場合、最初の30秒で解答字数を数え、それを元に大まかな時間配分を決める。 目安として解答字数が600字ならば、答案の書き始めは50分経過後から、としている。 これを基準として実際のボリュームと突き合わし、プラン修正している。 2.リスクコントロールとは 基本的に事例問題は「気付けるか?」が最大の得点獲得のファクターである。 しかしながら、気付けるかどうかは、不確定要素が高い。 問題にもよるが、極論すればギャンブルである。 しかし、僕達は点を取らなければならない。 しかも「安定して」という条件が”今年”に合格するならば必須である。 本試験会場でギャンブルはできない。 したがって、不確定要素の高い事例問題において、特定を安定させる必要があり そのために必要な作業がリスクコントロールである。 3.[応用編]タイムマネジメントに基づくリスクコントロールの実践 さて、ここからが本題であります。 先日のTAC事例Ⅱのような、比較的要求字数の多い問題が出た場合、 タイムマネジメントするならば、書き出しのタイミングはかなり早めざるを得ない。 なぜなら、要求字数が多いということは、回答を要求される箇所が多いということが多く、 単に100字多く書けば良い、という以上の重さがあるからである。 ここで、単純に時間を10分前倒しするタイムマネジメントを設定したとする。 すると書き出しの時間は「50分経過後」から「40分経過後」となる。 これは与件と設問を解釈し回答を組み立てる時間が、 「50分」から「40分」に短縮されることを意味する。 ”気づき”にはある程度の偶然性がつきものだが、考える時間が10分減るならば、 気づくチャンスは20%も減るということになる。 これは「得点見込みが下がる」ことを意味するが、 それ以上に「”気づき”のリスクが高まる」ことを意味する。 ここで危険回避的な受験生ならば、得点見込みを上げることはできないまでも、 リスクは何とか下げたいと考える。 解決策のひとつは、すべての設問に対して等しくに20%減の時間を割り当てないことである。 つまり、与件抜き出し・分析型の得点見込みの高い問題にはいつもと同じ時間を割き、 戦略提示型のブレが多きい問題は思い切って時間を削る、といった対応である。 取れる問題で30点程度を死守しておけば、残りは最悪ギャンブルになっても 10点くらいは上乗せされるだろう、という読みである。 ・・・やばい事例はタイムマネジメントとリスクコントロールで 最低ラインの40点をなんとか守ろう、というのが今回の反省でした。 追記: 最初はやわらかい文章で書こうと思ったけど、ぜんぜん意味のわからない、 だらだらしたものになってしまうので、やめました。 ブロガーさんは皆様お上手ですね。 ■
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by dr_q
| 2006-09-05 19:35
| 2006 TAC2次模試
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